【上京が不安で不安で仕方がないあなたへvol.2】津軽娘はじめての東京暮らし~交通事情編 ~

東京では公共交通機関の利用において、ほとんどの人がICカードを利用します。そのため、早めに作っておくことをオススメします。
私の住んでいた村(青森県南津軽郡田舎館村)では、ICカードの改札なんてありませんでした。最寄駅は、駅員さんに渡してパチンとハンコを押してもらうタイプです。
(※前回の記事もぜひお読み下さい⇒【上京が不安で不安で仕方がないあなたへvol.1】津軽娘はじめての東京暮らし~上京準備編~)
そのため、どのICカードを作るかについては、事前に東京に住んでいる姉に聞いておき、上京してすぐに作成しました。
ICカードも様々あるので、就職先や自分の生活にあったものを選ぶことが大切でしょう。
目次
1.ICカードって何?どう選べばいいの?使い方は?
そもそもICカードってなに?
私のようにICカードを使用する生活とは縁がない方は、ICカードの存在は知っていても、どんなICカードがあって、どれを選んで、どう使うべきか…などをあまり知らない場合もあると思います。
今回は、東京で比較的多く見られる公共交通機関で使うICカードを2つ取り上げます。
①Suica
JR東日本によるプリペイド型電子マネー「Suica」。
Suica定期券、My Suica(記名式)、Suicaカードの3種類があります。それぞれの違いは、下記の通りです。
【Suica定期券】
定期券の機能がついており、入金(以下、チャージ)しておくことで、定期券区間外も改札機にタッチするだけで自動精算される便利なICカードです。子供用があります。
【My Suica(記名式)】
記名人以外は利用できません。子供用もあります。
後から定期券機能を追加することも可能です。
【Suicaカード】
どなたでもご利用可能です。子供用はありません。
また、モバイルSuicaやオートチャージなど様々なサービスが展開されています。
Suica公式サイトはこちら
②PASMO
【無記名PASMO】
どなたでも利用可能です。
大人運賃が適用されるため、小児用はありません。バスの持参人式定期券を付加できます。紛失時の再発行はできません。
「無記名PASMO」にお客さまの情報を登録すれば、「記名PASMO」に変更できます。
【記名PASMO】
記名人のみ、ご利用いただけるPASMOです。紛失時には再発行が可能です。子供用もあります。
記名PASMOから無記名PASMOには変更できません。
定期券情報を付加すると「PASMO定期券」になります。
【PASMO定期券】
定期券としてご利用いただける記名PASMOです。
チャージしておくと、改札機にタッチするだけで、定期券区間外を乗車した分の運賃も精算できます。
定期券情報を払いもどしすると「記名PASMO」になります。
【一体型PASMO】
クレジットカードとオートチャージ機能付PASMOが1枚になったカードです。
オートチャージ機能とは、チャージが設定された残高以下になると改札を通る時に自動的にクレジットカード決済でチャージされるというもの。とにかく超絶便利です。東京での通勤ラッシュ時に、チャージ不足で改札が閉まったら、後ろの人達の視線がたいそう厳しい…。オートチャージ機能は必ず付いているものを選ぶことをオススメします。
PASMOとして電車やバス、電子マネーとしての利用はもちろん、お買い物の際にはクレジットカードとして幅広く利用できるので、ポイントがどんどん貯まるのもお得。
日常の交通費だけでなく旅行や帰省時にもマイルが貯まるオススメの一体型カードは、こちら。
一枚準備しておけば、上京する時の交通費からしっかり貯められます!
様々な種類がありますが、Suica、PASMO機能が搭載されているのは「ANA VISA Suicaカード」「ANA TOKYU POINT ClubQPASMO マスターカード」です。どちらを選んでも大丈夫ですが、JR沿線を利用することが多いなら「ANA VISA Suicaカード」、東急や私鉄沿線を利用するなら「ANA TOKYU POINT ClubQPASMO マスターカード」を選ぶと良いでしょう。
詳しくはANAカード公式サイトをご確認ください。
2.ICカードって絶対必要なの?
私のように田舎から上京する方の中には、「ICカード作るのがめんどうくさい…」などと思う人もいるかもしれません。
もちろん、絶対作らなきゃいけないと言うわけではありませんが、勤める会社によっては、『交通費精算はICカード利用履歴を用いることが必須』というところもあります。
(自分の勤め先以外の事情には詳しく無いですが、ほとんどの企業がそうなのかもしれません。)
ここで私が思うICカードのメリット・デメリットを数点ずつ挙げます。
【メリット】
①運賃が安く利用できる。
②電子マネー対応店舗でのお会計に利用できる。
③切符を電車に乗る度に買う必要がない。(電車に乗る際の手間が省ける)
④紛失しても、紛失・再発行手続きをきちんと行うと新しいカードに残高や情報が引き継がれる。
【デメリット】
①対応していない改札機では、使用できない。(私は実家に帰ると利用できる駅がありません…)
②紛失した際に再発行手続きなどがめんどうくさい。
私としてはメリットの方が多かったですし、会社の交通費などの関係もあったので、上京してすぐに購入しました。
私の個人的な意見なので、上記以外にも様々なメリット・デメリットあると思いますが、自分の用途に合わせて購入を考えると良いでしょう。
3.どうやって購入するの?
購入を決めたら、ひとまず最寄りの駅に行きましょう!
券売機で購入する方法と、窓口で手続きをして購入する方法があります。
私はMy Suicaの購入に券売機を使用しましたが、不安な方は窓口で購入することをオススメします。
特にオートチャージ機能の利用などを検討している方は、不明な点や不安な点についてきちんと説明を聞いてから購入したほうが良いでしょう。
4.その他のICカードについて
今回はSuicaとPASMOを取り上げましたが、他に8種類ほど交通系ICカード(Kitaca、はやかけんなど)は存在しております。
「SuicaやPASMO以外のICカードなら持っている」という方も多いと思います。
全国相互利用が行われるようになったため、SuicaやPASMO以外しか持っていないという理由で、新たにSuicaやPASMOを購入する必要はありません。
『ICカードを全種類集めたい』などの願望がないのであれば、現在お持ちの交通系ICカードを利用するかたちで問題はありません。
ただし、上京したての頃は念には念を入れた方が良いです。
念のため勤務先に確認して、私用と会社用で使い分けた方が良さそうであれば、新たに購入しましょう。
まとめ
首都圏では仕事や休日の移動において、電車やバスが主な移動手段となります。
自分の用途に合わせて、ICカードの購入をするかしないか、購入するのであればどのカードを購入するのか、をきちんと考えましょう。
そうすれば余計な手間を無くして、快適な上京ライフを送れるはずです。
「クレジット機能」・「マイレージサービス」「Suica機能」の3つの機能が1枚になったカード…「ANA VISA Suicaカード」公式サイトはこちら。
でめきんの上京ストーリー、Vol.1もぜひお読みくださいね^^
【上京が不安で不安で仕方がないあなたへ】津軽娘はじめての東京暮らし~上京準備編~